日田市豆田町の一帯に約3万本の竹灯籠をともす『千年あかり』に行ってきました。
すごい人出の千年あかり
昨日(11日)から始まって、今日は二日目。土曜日ということもあって、すごい人出。
もしかして、過去最高の人出!?、、というような感じです。
駐車場と言う駐車場は、すべてが満杯で車で行かれた方は、駐車場探しが大変だったと思います。
“過去千年 未来千年”
過去の歴史をひもといて今ここであかりをともして立ち止まり、
さらに未来へとつなぎ、この町にも歴史にも光があたってほしい
メイン会場の花月川
との願いから始まった千年あかり。
もう一つは、主会場となるのが、国の直轄河川の花月川。
この花月川の環境整備事業が完成したのが平成17年、遊歩道などの水辺の環境が整備されたことからその記念イベントが行われました。
この環境整備から、地域の人たちが発展的に考え、日田天領まつりの前夜祭として始まったイベントです。
この『千年あかり』のイベントは、平成21年に国土交通省の
「手作り郷土(ふるさと)賞」を受賞しています。
いろいろなところから歓声
さらに、日田地方のみならず、里山にはびこる竹林。
竹林の管理をする人が少なくなり、その勢いは、林業や農業に対する自然環境を変えてしまう勢いです。
この伐採した竹を有効利用しようというのもあります。
年々、訪れる人が増えてきて、今年は、最高の人出かと思います。
会場では、夕方、5時前からボランティアのみなさんがロウソクと火をつけるための長いライターを手に持って次々と明かりを灯してしきます。
思わず携帯で撮影したくなる
だんだんと暗くなってくると、明かりが浮かび上がってきます。この時間は、午後5時半ごろ。
午後6時になると、あたりは真っ暗で、訪れた人たちから歓声が聞こえてきます。
ロウソクの明かりは、およそ2時間から3時間で消えていきます。
ベストの見ごろは、あたりが暗くなり始める午後5時半から暗くなった午後6時半ごろかな、ちょうど6時半ごろになるとステージでもイベントが始まります。
メイン会場だけでなく、豆田地区の街中でも綺麗なオブジェがあります。
3万本の明かりを灯すため、沢山のボランティアスタッフに支えられているイベントですね。
花月川のすぐそば、日田林工高等学校の生徒たちもスタッフとして、毎年、参加。竹灯篭の作品は、撮影ポイントの一つみたいです。
さて、明日の日曜日は最終日です。
天領まつりでは、西国筋郡代の着任風景を再現した「西国筋郡代着任行列」が行われ、昔の衣装を身に着けた行列が古い町並みを練り歩きます。
時間は、午前11時に出発ですから、11時すぎに豆田町を通ることと思います。
日田林工のオブジェ
メイン会場の花月川河川敷