今年も鮎の稚魚を放流する時期になりました。今月は、第1回目の放流が行われます。 が、その前に、、
「川底の堆積物や古い付着藻類などを洗い流す」ということで、昨年の試験放流に続いて今日(3/1)、フラッシュ放流試験が行われました。 松原ダムの下流にある大山川堰 から放流、午前8時から徐々に放流を開始、午前11時30分から午後0時30分の1時間には、最大で毎秒40トン。その後、徐々に放流量を減らし午後3時30分に終了。
大山川の中央大橋では、この間の状況を映像で記録。また、水中カメラによる状況も記録されていました。でも、濁りがひどくなると確認も難しいものです。 また、鮎釣りシーズンには、多くの釣り人が訪れる日田漁協前の大山川では午後2時過ぎには水位が60センチ以上に上昇して、濁った水が流れていました。
漁協関係者の方のお話では、 濁りは、それだけ汚れたものが流れているのでしょう。鮎の稚魚の放流前に綺麗にするということで、鮎が成育する上で環境も良くなるでしょう。 と話していました。 日田漁協では、第1回目の稚魚の放流で30万匹を予定、さらに第2回、第3回と放流を行い、最終的には100万匹を超える稚魚が放流されるということです。 河川環境、そして鮎の成育について、フラッシュ放流の効果が期待されるところです。 次は、第1回目の鮎の放流にお邪魔する予定です。