梅の産地大山町では、収穫が始まりました
2011/06/06
梅の産地、日田市大山町では、小梅の収穫に続いて大梅の収穫が始まっています。
毎年、2月から3月にかけて、花の時期に開催される「おおやま梅まつり」会場の大久保台梅林公園では、栽培農家のみなさんが、収穫作業を行っています。
今年は、たくさん実を付けているということで、実が多くなると、実自体は小ぶりになるということで、「今年は、ちょっと小さいかな?」なんて、話してくれました。
現在、収穫しているのは、鶯宿(おうしゅく)という品種で、大山では最も古くから栽培されている品種です。梅干用にも使えますが、梅酒用に最適のものですね。
このあとから、収穫されるのが、梅酒用から梅干用へ品種が次々に収穫されていきます。
品種は、鶯宿から白加賀(しらかが)と続き、最後が、紀州梅で知られる南高(なんこう)という品種です。
南高は、皮が薄くて柔らかく香りもいいということで梅干用に最適とされていますが、大山では、これを梅酒にすると、梅酒の香りがまたいいということで、家庭用の梅酒に南高を使う家庭もあります。