この時期によく遭遇するのがスズメバチですが、今年は、間一髪で逃れました。
いつも見つける場所にいないので油断していたのもありますが、草刈作業をしていると何かが頭にぶつかった感触が、、、ふと顔を上げてみると「ブーン!」。
急いで、その場を離れて、改めて見ると、、
なんと、私の頭の位置は、スズメバチの巣から2~30センチまで近づいていました。もう、近づけないですね。
この日は、普段は、暑いからかぶらない帽子をなぜか取りに部屋まで戻って帽子を取ってきてかぶっていたので助かりました。頭に「コンコン」と2つほど一度にぶつかった感じがして、顔を上げてびっくり。もし、帽子をかぶっていなかったら、全身に電流が走るような痛みを受けていたかも。
カメラを持ってきて、望遠で見て巣の入口を確認。いるいる、たくさんのスズメバチがいます。特に蜂を退治するものがないので、家庭用殺虫剤の「キンチョール」を。
ここからは、決してベストの退治方法ではないので、真似しないようにしてください。刺されても自己責任で、、
私の頭には、タオルを巻いて帽子をかぶり、キンチョールは、当然、噴射距離は20センチ程度なので、そぉ~っとその距離まで近づき、一気に噴射。
外にいるスズメバチは、飛び散って私に飛びかかろうとするけど寸前で落ちていきます。そのまま、巣の入口に噴射すると、出てくる出てくる。つぎつぎと、、、
そのまま、巣の下の方から殺虫剤の液がしたたり落ちるまで噴射~!
少し、別のところの草刈をして戻ってみると、一匹もいなくなっていて、安心するのもつかの間。なんと、その反対側には、もっと大きな巣が。
さっきのは、30センチ前後ですが、こちらは、それよりはるかに大きなもの。おまけに出入り口が幹の方にあって、殺虫剤を近づけることが難しい位置。
そこには、さっきより多い蜂がうようよと。
これは、もう、専用の殺虫剤でなければ無理と思って、諦めました。近づかないのが一番です。
スズメバチは、子供のころカブトムシを取りに行くと必ずといっていいほどいたのだけど、刺されたことは一度もありません。でも、今回は、帽子で助かり
ました。子供の頃は、「口笛を吹くと逃げていく」なんて言われてて、ちゃんと音がでないころから口笛を「ヒューヒュー」なんて、ほんとに逃げていっていました。でも、巣の回りではそうは行かないでしょうね。
夜になると、動かなくなるので、夜のうちにビニール袋を下から、そっとかぶせて巣ごとごっそり、、なんて人もいますが、場所次第ですね。これだけの枝の中では無理ですね。
スズメバチは、今の時期が巣が出来上がって、幼虫がいるという一番危ない時期ですね。刺されると「ショック死」なんていうのも聞きますから、注意が必要です。
巣を見つけたのは、柚子畑の中です。肝心の柚子は、今年は数が少ないように感じです。