日田の鮎やな、鮎料理専門店「やな場茶屋」

2017/08/13

 8月の初めに鮎やなの設置作業を行っていました。

 今日、訪ねてみると、例年のように見学できるようになっていました。

 水郷日田を代表する魚「鮎」。

 ずっと以前、先に動画で紹介した夜明ダムが出来る前、筑後川を鮎が溯上して三隈川から花月川、大山川、玖珠川にやってきていたといいます。

 その鮎が秋口になると川を下っていく、いわゆる落鮎のシーズンになりますが、その落鮎漁がこの鮎やなです。

 過去の資料で、このやな場よりさらに下流の三隈川の温泉街付近にあったのが、「台霧の大簗」といわれる大きな鮎やなが設置されていたといいます。

 今でも、水が澄んだ状態で、旅館街付近の堰き止められた水を上空から見るとその跡がはっきり見えるときがあります。ずいぶん以前の航空写真で見たものですが。

 

 今日もたくさんの鮎の塩焼きが作られていました。ところで、鮎の塩焼きが好評で、その中でサイズの一番小さいもの「小」が一番人気なんですが、、

 そのサイズが品切れ状態、これから入荷する鮎は大きくなるだけですから一番小さいサイズはなくなりますよね。明日からは、中サイズと大きいサイズだけになるということです。大きいほうが、味もいいですね。

 

 今、鮎やなを見ると時々魚が飛び跳ねて上がってきます。鮎だけでなくほかの小さな魚も上がってきます。鮎が上がってくるのは、落鮎のシーズンになる9月以降になるともしかすると鮎が、、ですね。

 

そしてやな場茶屋の隣は、竹田公園です。

こちらからは、子供たちの歓声が聞こえます。

昼頃になると子供用の流れるプールには、親子連れでいっぱいになるということから、その前の時間帯にと、訪れている知人のお孫さん連れが来ていました。

 

今回の動画は、鮎やなの動画です。