出口くんち -老松神社と出口本村楽-

2017/10/26

10月24日と25日は、日田市天瀬町出口(いでぐち)では、老松神社で「出口くんち」が行われました。老松神社は、文化庁登録有形文化財。出口本村楽は日田市指定無形民族文化財とあって、地元の人だけでなくたくさんのカメラマンが訪れます。

 

老松神社

出口本村楽が奉納されるのは、24日と25日の午後から夕方まで。

1日目は老松神社から150mほど離れたところから、老松神社へ。お神輿と共にそこから1kmほど離れたお仮屋へ、

2日目は、お仮屋で始まり、老松神社に戻ってくるという行程です。

 

今回は、この2日間の一部をYouTubeでご紹介します。

本来は、老松神社で行われる「庭楽」の部分が「いいところ」なんですが、都合で撮影できなくて残念です。

 

出口本村楽は、2つの地区で交互に担当し、それぞれ違ったものがあります。二種類の楽があるということです。

本来、各役割の人数が決まっていて、上の写真の「太鼓打ち」は、小学校の高学年の子供たち8人ですが、子供たちの人数が少ないことから、役割の人数を減らしたり、男の子が役をするところに女の子が入るなど、伝統を受け継いでいくのもひと苦労。

 

今年は、男性のみの楽ですが、来年は、綺麗な着物の女の子も含まれてもっと優雅なものになるといいます。来年は、庭楽をしっかり撮影できるようにしたいと思います。

 

YouTobeのURLは、こちら。

老松神社と出口本村楽ー天瀬町出口-