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28日、久しぶりに日田林工高等学校に隣接する月隈公園に出かけました。
というより、林工が月隈公園に隣接するっていうのが本来ですが、、(笑)ここにあるのが、永山城(ながやまじょう)跡。
市教育委員会では、この史跡の文化財指定を目指して別府大学文化財研究所に委託して発掘調査を行っています。そして、今回は、新しい発見があったことから調査途中で現地を紹介しようというものです。「お前、こんな歴史に興味があったっけ?」と声をかけてくれたのは、某新聞社のN記者。
「なんとなく聞いてみようかと・・」
永山城については、「豆田町を城下町に持つお城」と言う程度の認識しかなかった私ですが、日田に住んでいながら、ましてや3年間も日田林工高校に通学、さらに、今回の発掘調査をしているところは、一週間に一度は、測量実習をやっていたところです。
学習の場であっても全く違う学習をやってたんですね。永山城というのは、月隈公園の外観から見て、ほんと小さなお城だったというイメージがあって、有名なお城とは比べ物にならない。なんていう感覚でしたが。
永山城の築城は、江戸時代の開始直後ということで、有名なお城ができる前の時代なんですね。そして、その地域を治める『大名』から天領日田として政務を執る『西国郡代』に変わる半世紀で廃城となった城です。
その遺跡としての遺存状態は良く、城下町として今もその面影を見せてくれる豆田町のルーツが見えてくるといいます。ほんとに歴史とか苦手な私ですが、調査結果が楽しみになりました。
別府大学の教授や学生スタッフのみなさんもお揃いのTシャツで調査を進めています。月隈公園の周辺、あるいは、豆田町で見かけるかもしれませんね。
現在、調査中ではあっても、月隈神社やさらに上まで通れます。豆田にい行ったときは、市営駐車場からすぐ、是非、足を運んでみてはどうでしょう。 |