大会会場の大山B&G体育館前
今年で5回目となった、「日田市長杯水郷ひた鮎つり大会」が、9月11日大山町のB&G海洋センターで開催されました。
この大会は、大山川と三隈川の水量増加運動の一環として開催されているものです。
かつて、水量が豊富で“尺鮎”と言われる30センチ級の鮎が育っていた大山川。今でも尺鮎を求めて多くの鮎釣りファンが訪れます、
ダムの建設により、ほとんど水が流れなくなった川に、そんな尺鮎がたくさん育つ川に戻そうと水量増加運動を行っているものです。
受付は、午前6時
大会は、早朝、6時から受付が始まり、開会式が終わると日田漁協管轄区内の思い思いの場所に向かっていきました。
参加者は、全員で83名。北九州から参加したという方に「写真を撮らせてくださ~い」というと快く「いいですよ!」
「私たちは、初心者ですから、釣れる場所というより川に入りやすいところと言うのが、最大の条件ですよ!」って話してくれました。釣果は如何だったでしょうか?
このところ、鮎釣り客が多いのが天ヶ瀬温泉街のど真ん中、玖珠川です。今年は、大山川の状態があまりよくないといいます。
北九州から参加した方
そんなに言いながらも大山川でも入っている人がいました。あとで、ここに入った人が10匹の釣果。「遠くに行かなくて、ここでもよかったかも?」という声もありました。なかなか、うまくいかないものですよね。と、地元の友人の話でした。
そして、日田市長杯ということで、別の公務のため遅れて駆けつけた原田啓介日田市長もベテランの指導の元、鮎釣りに挑戦!
「鮎釣りの経験は?」って聞くと「結構、あるよ、ただし一匹しかあげたことはないけどね」なんか、その一匹が不幸に感じましたねぇ。で、その成果は?というと、マイナス1匹???どういうこと?
原田日田市長も
一匹もつれることなく、用意したおとり鮎を一匹逃がしてしまった。、、、ということです。原田市長の鮎釣りの第二匹目は、先送り、、じゃなくて、プラマイゼロになったようです。
そして、正午すぎから、検量がはじまりました。会場には地元婦人会のみなさんが用意したおにぎりや汁が用意されていました。
なかなか様になってますよ!市長
検量は、釣り上げた中から3匹を計量して、最も重い人が優勝、また、一番大きな鮎を釣り上げた人に大物賞が。
結果、大物賞も優勝もダブルで獲得したのが、福岡県田川市から参加した坂本さんでした。尺鮎を釣り上げたのは、今回で4匹目という坂本さん。網に入れた瞬間にこれはいけるかな?と思ったそうです。
鮎釣りの楽しさは?と聞くと、餌をつけた魚釣りとは違って、鮎の友釣りは、かかったときの感触に独特のものがあってそれが病みつきになります。と話してくれました。
最後に、みなさんで、集合写真を撮影してことしの大会を終了しました。
優勝・大物賞をダブル獲得の坂本さん
最後にみなさんで記念撮影
大物賞の大きさ、30.5センチ、325グラムでした。まさに尺鮎です。
釣り上げた場所は、木の花ガルテン下の大山川でした。今年は、大山川はなかなか釣れないっていわれる中、やはり、尺鮎は育っていました。
天ヶ瀬温泉のど真ん中
受付会場付近の大山川
大山川片瀬古付近
正午過ぎに検量へ
優勝した坂本さんの3匹
お昼はおにぎりが
主催:水郷ひた鮎釣り大会実行委員会/NPO法人ひた水環境アスリート/㈱おおやま夢工房
協賛:日田市/日田漁業協同組合/NPO法人ひた水環境ネットワークセンター/松尾釣具店/大倉釣具店/安元釣具店
後援:国土交通省筑後川河川事務所/野嶋フィッシングスクール大分県支部/日田天狗会/鮎遊会