幟の準備
早朝から、先週に続いて祭りの準備。祭りの幟を立てて、灯篭の紙貼り、そして神殿の飾りつけなど夕方までに神事の準備です。
準備ができた尾園神社
神事を前に神官さんが到着して、最後のお飾りが完了。
尾園神社の氏子総代のみなさんが集まり、村の安全、五穀豊穣を願って神事です。
このあとは、「御夜食」を作るために地区の各家庭を回って、おにぎりをお煮しめを集めてきます。
「御夜食」というのは、このあとの奉納相撲が終わった後に振舞う食事のこと。各家庭では、三角おにぎりではなく、丸丸ににぎった、大きなおにぎりを2個(最近は、小さくなったけど)とお煮しめを用意して待っています。それを、氏子の当番が回って集めてくるというものです。
神社の本殿での神事
各家庭で作った、おにぎりも煮しめも味付けはそれぞれに多少の違いがあります。でも、煮しめは一つにまとめてごちゃ混ぜ、なのにおいしいのは?なぜ?なんでしょう。
あたりが薄暗くなってくると、地区の人たちが参拝にやってきます。と同時に、幼児や小学生が集まってきます。
夜になると奉納相撲
この地区だけではなく、いろいろな地区の子供たちが集まって奉納相撲が始まります。
「ヨド」と呼んでいます。「お宮の神様は、相撲が好き」ということからだと小さいころに聞いた記憶があるけど、、なんでしょうか?
尾園神社仲秋祭奉納相撲
今年のヨドは、ここ尾園神社の前に2つの神社でヨドが開催されますが、いずれも雨のため中止。
子供たちは、今年、初めてのヨドということで、たくさん集まってきました。
幼児から始まって小学生、中学生、そして大人の相撲へ、写真は、大人の相撲です。
子供の相撲ももちろんあったのですが、私が行司をやってたので、写真がない(泣)
小さいころは、この相撲が大人の相撲になるとお酒が振舞われ、東方、西方に分かれてかけ声が飛び交う中、深夜まで続きました。
でも、今では、9時過ぎにはすべてが終わり、相撲をとった大人たちも車で来ていることから、お酒を振舞うこともなく終わります。
こうして、地区の神社の秋祭り、仲秋祭。氏子が4つの班に分かれてお世話をする。4年に一度の世話方が終わりました。
次のお世話係りは、4年後です。さて、教えられたしめ縄の作り方なんかを覚えているかなぁ。